鬼、金を食らいに旅に出る

金の為なら手段を選ばず、マイルの為なら手間を惜しまず、旅の為なら鬼と化す

【アメリカ横断】世界最高気温!激熱のデスバレーを超えて終着地のロサンゼルスへ

Death Valley

こんにちは。鬼です。

今回は、いよいよアメリカ横断ドライブ旅行のフィナーレです。

ラスベガスからデスバレーを経て、旅の終着地ロサンゼルスへのラストランとなります。長かった旅もここまではトラブルというトラブルもなく順調に進んでますが、今日は死の谷と言われるデスバレーを走るので車に何か異変が発生する可能性が高いのです。本当に最後まで気が抜けません。

デスバレー

ラスベガスのホテル『モンテ・カルロ』から一日が始まりました。

眠らない町であるラスベガスも、早朝は人通りがめっきり減っています。みんな夜通しで遊んで朝は疲れ果てて寝ているのでしょうね。

 

そんな、静かなラスベガスを後にして目指すはデスバレーです。

 

ラスベガスの北西の位置するデスバレーはいろいろな魅力が満載です。

まず、世界最高気温(56.7°C)を記録しており、ちょっと危険な香りがする点が冒険心に火をつけます。

オーバーヒートとかは避けたいですが、危険と隣り合わせというドキドキ感は旅にスパイスを与えてくれるのです。

 

2012年までは「リビア・アジージーヤ」の58.0°C (1922年9月13日)が世界最高気温とされておりましたが、2012年にWMOが観測ミスによる誤りであったと発表したため、現在はデスバレーが名実ともに世界最高記録を保持しています。

 

また、西半球で最も海抜の低い「バッドウォーター」という場所や、岩が勝手に動くという「レーストラック」という場所なども存在しており1日では回り切れないほどの観光スポットがあるのです。

 

ガイドブックを見ながらデスバレーを目指しますが、次第に道が悪くなり砂漠の一本道のような不穏な雰囲気になってきました。

それでもたまに対向車とすれ違うため、オーバーヒートしても命までは落とさないかなと少しだけ安心感もあります。

バッドウォーター

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海抜がマイナス86メートルという意味不明な場所です。

86メートル上に海面があるとは全然イメージできないですが、時計についている高度計は確かにマイナスを示しています。オランダなんかも海抜下の土地が広がってますが、86メートルは桁違いです。

 

そして、地面が白いのはすべて塩なのです。試しにちょっとだけ舐めてみましたが確かに塩でした。

遠くに山が見えるのですが、比較対象がないためどのくらい遠いのかが正直わからないという状況です。

 

バッドウォーターは歩いて観光できるのですが、どこまで行っても山は近づきませんでした。とにかく暑いので、身の危険を感じて足早に引き返しました。

手元の温度計では40度を越えてます。

しかも、塩の台地によって照り返しも半端なく、ここで遭難したら確実に死を迎えると感じる場所ですね。

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この日は天気もよく、青い空に白い台地は南米のウユニ塩湖とよく似ているのではないでしょうか。素晴らしい景色です。でも暑いので長くは居られません。

写真を一通り撮ったら早々に車に戻り、クーラーガンガンにして人類の英知を堪能しました。

クーラーの無い時代によく探検に来れたものだと不思議に思います。

悪魔のゴルフコース

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「バッドウォーター」から車で少し走っただけですが、景色が一変してきました。

ここは「悪魔のゴルフコース」と言われる場所で、ゴツゴツとした泥の塊がそこら中に散らばっている土地です。

なんでこんなことになってしまったのかなと一瞬思いましたが、なんでもありのデスバレーだからしょうがないかと思考を停止させ、ただただ目の前に広がる景色を楽しみました。

 

ガイドブックに書いてある通りに、途中のビジターセンターで料金を支払いましたが、ほとんど寄付みたいな感じですね。

デスバレーに入る時も出る時も、ゲートなどは無いため特にチケットの確認も無い感じです。

でも、ちゃんと払いましょうね。

もしも確認されたら恥ずかしいですからね。

 

ビジターセンターの玄関に温度計があったため気温を確認したら、なんと42度を越えているではないですか。空気がカラッとしているため、それほど汗がでないのでわからなかったですが、42度は危険な領域の温度です。

水をこまめに飲んで、熱中症予防に努めることにしました。

 

本当は岩が勝手に動いて、岩の跡が大地に残っているという「レーストラック」にも行きたかったのですが暑すぎて断念です。

今にして思えば行っておきたかったと後悔してます。

 

暑すぎて、車のことも心配だったためロサンゼルスを目指して出発です。

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デスバレーを見渡せる丘から最後に写真を撮って、別れを告げました。

 

あとは400キロのラストドライブを残すのみです。

最後に事故らないように改めて気合を入れ直し、車がほとんどいない田舎道から、一般道、ハイウェイと走ってきました。

ロサンゼルス

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そして、遂に『Los Angeles』の看板が現れました。

流石にテンションが上がる瞬間です。

 

この頃には気温もかなり下がっていましたが、南にあるロサンゼルスに近づきにつれてどんどん気温が下がっていくのは不思議な感じです。

海が近いとか気候帯が違うとか理由はあるのでしょうが、肌で感じると面白いものです。

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ロサンゼルスの中に入ると、もはや東京以上の車の波に飲み込まれます。

ランオフエリアとかも無いため、ちょっとだけ緊張感のある道が続き、ロサンゼルス国際空港の看板も出てきました。

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今晩の宿は空港近くのホテル『クラウン プラザホテル』であり、レンタカーを返却する場所とも近いため、まずはホテルにチェックインです。

 

その後、ハーツレンタカーのロサンゼルス国際空港店に返却にいきましたが、空港の敷地内にあるわけではないのです。

紛らわしいですね。

返却前に、走行距離を確認です。

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総走行距離は、ニューヨークからロサンゼルスまでで、 4124マイル(6600キロ)にもおよびました。
ドライブだけだと7日間なので、1日平均で約950キロを走り続けた計算になります。

日本の感覚だと常軌を逸している感じですが、観光はしっかりできましたし、北米大陸横断という勲章も手に入れる事ができたため大満足の旅になりました。

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車もなくなり、身も心も身軽になって、より一層ストレスフリーな状態で近くのレストランでビールを浴びるように飲んで、無事に走りきった友人と祝杯をあげたのでした。

 

今度ドライブするとしたらオーストラリアか、ユーラシア大陸でしょうか。アフリカと、南米大陸は個人では太刀打ちできなそうですので。

鬼でした。